梅雨時の過ごし方
No.75
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2007JUN28の日記の続き・・・
用語解説・主な意味 カファ:油性(油分が多いだけじゃなく、水分も含みます)、重性(重み)、冷性(冷たさ)、むくみ、だるさ、安定 ヴァータ:冷性、軽性(重みの反対。軽快さ)、乾性(水分も油分も足りない状態)、痩せすぎ、痛み、不安感 ガルシャナ:日本でいう乾布摩擦のこと。カファを減らすために行います。痩身に使われます。
カファとヴァータは冷性を除きほぼ反対の属性を持つため、カファの属性が増えるとヴァータの属性が減り、カファの属性が減るとヴァータの属性が増えることが多いのです。 どれも増えすぎると体調を崩す原因になります。
これらを含めて下の文章を読んでください。
湿度のある梅雨時は 環境にカファ(湿度が高い)が入るから、体にカファ(重性)が増えるんですね〜。 こういうときはガルシャナをします。 乾いた布で体を摩ることによりカファ(重さやむくみ、だるさ)を減らします。
服装は冷やしすぎずに、綿や絹、麻のさっぱりした生地のものがお勧めです。 間接的ですが、ビビットな色がいいですね。黒やぼんやりした色は避けたほうが無難です。 足首やお腹を出してると、出ている部分にカファ(脂肪)がつきやすくなります。
食べ物は、今の時期こそ辛いスパイスが必要です! 辛いものは夏に食べるべきではありません。秋に夏ばてや不眠、湿疹に悩まされます。(理由はまた今度) 酸味や甘味は減らしましょう。
シュワシュワした炭酸飲料を体が欲しくなるかもしれません。 私はこの時期、白湯の代わりに常温の微炭酸水を飲むことがあります。炭酸飲料は水の中に空気が入っているもの=ヴァータです。 蒸し暑いときにはその反対の性質を持つヴァータを取り入れたくなるのです。 少量&常温&常習しないなら問題ありませんが、それでも冷たい炭酸飲料は避けましょう。 冷たい=ヴァータ&カファ、炭酸=ヴァータなので 冷たい(ヴァータ)+炭酸(ヴァータ)飲料=ダブルヴァータ(こういう言葉はありません。あしからず)になってしまいます! ヴァータは普通に生活していても増えすぎる傾向にあるので、自ら進んでダブルヴァータを入れることは、病気になるお手伝いをしていることになります。この時期から冷たいものを摂り過ぎていると、涼しい秋風が吹く頃に痛み(増えたヴァータ)として現れます。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し。なのです。
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2007/07/31
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