スパイスを持ち歩く
No.72
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スパイスは持ち歩いているとけっこう重宝します。
気分転換や気つけに一粒噛んだり、喫茶店などで紅茶やホットミルクを頼んだら、その中に数粒加えて飲んだり。 これからの季節、オフィスなど冷房がきいた部屋でからだが冷えてしまったら、白湯にシナモンやショウガを入れて飲むと温まりますよ。
多くのスパイスが温性というからだを温める性質を持っています。冷たい性質を持つヴァータとかカパ体質の人には特に勧められます。 火の性質を持つピッタという体質の人に温性を加えるとよけいにアツくなってしまう可能性があるので量にはお気をつけくださいね。
温性の性質を持つスパイス シナモン、ジンジャー、コショウ、コリアンダーなど 冷性の性質を持つスパイス カルダモン、クローブなど
先日、急に気温が高くなり、その暑さに耐えられずに仕事の帰り道、食材屋さんで思わずコリアンダーの粒を買ってしまいました。そして電車の中で数粒噛んでました〜。ちょっと一息ついたかんじ。ほっ。 コリアンダーは温性という性質を持ちながらピッタを鎮静してくれるスパイスです。
写真は私の持ち歩いているスパイスたち&氷砂糖 氷砂糖はピッタの熱を冷ましてくれます。私はアーユルヴェーダの講座を受けるときに必ず持って行きます。 パソコンや会議でヒートアップしたときにも。 速やかに糖分が補給されるため、ヴァータの人にもお勧めしますよ。
右上 砕いた氷砂糖(小) 右下 コリアンダーの粒とインドのお米を炒ったもの 左上 クローブ(茶色のほうです)とカルダモン(緑色のほう。これは鞘を剥いて使用しています) 左下 砕いた氷砂糖(大) あらためて見てみると、我ながらあっぱれ!全てピッタを上げない、むしろ下げるものばかりでした。
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2006/04/24
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