花粉症対策解説10 ガルシャナ
No.54
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10,乾布摩擦をする
乾布摩擦って〜???もしかしたら子供の頃、寒い中に無理やりやらされた気がする〜っていう方もいらっしゃるかもしれません。
ごしごしではなく、肌を優しくゆっくり擦ることにより、肌の老廃物が取れることはもちろん、 ・ 脂肪を流動化する ・ 筋肉をひきしめる ・ 身体に輝きを与える ・ 皮膚の掻痒感、硬直を取り除く ・ 筋肉の硬直を取り除き、身体に柔軟・軽快さを与える ・ 老廃物を取り除く ・ 体臭を取り除き皮膚の浄化効果を助長する ・ カパドーシャを鎮静し、身体に軽快感を与える などの効果があるとスシュルタ・サンヒターなどに書かれます。
つまり、花粉症対策としてカファドーシャを減らすのに加え、皮膚が輝き、身体を引き締めてキレイになっちゃうということです!!!
一番簡単な方法を紹介しましょう。 1,絹の手袋を用意します。 2,優しくゆっくりと全身または太股やお腹など気になる部分を擦ります。身体を洗う要領で構いませんが、ごしごし擦らないでください。 さらにこのあと、オイルマッサージをするとオイルの吸収がとてもよいので、スペシャルケアとしてガルシャナ+オイルマッサージ+お風呂やシャワーで身体を温めることをお勧めします。これで身体の外から中からキレイを手に入れてみませんか。
絹の手袋について ハーブやスパイスのパウダー、砂(古典書にはレンガの粉というのも!)でも構いませんが、初心者の方には効果の面でも絹の手袋が一番お勧めです。 絹は日本でも毒素排出に優れていると言われています。また、絹の形(断面が三角形になっている)によりマイルドにお肌を刺激しつつ、キズをつけずに老廃物や角質を取り除いてくれます。 私は気分により絹の手袋、インドの入浴剤(ハーブやスパイスの粉末)、トリファラという3種類のハーブの混ざったものなどを使います。でもやはり一番使いやすいのは絹の手袋です。
注意点 高熱、生理中、妊娠中、皮膚に赤い発疹や炎症があるときは絶対に行わないでください。 また、皮膚が赤くなる前に違う場所に移ること。 絹の手袋でゆっくり優しく擦る場合は問題ないと思いますが、実行するときはご自分の責任で行ってくださいね。
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2004/12/14
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