Do you try?

花粉症対策解説1〜4 アーマをなくす  No.52
これらは比較的かんたんに注意することができる内容だと思います。そしてこれらはアーマをなくすために花粉症の心配がない方でも日常的に気をつけて行っていただきたいです。


1,寝る3時間前にはものを食べない

特別、消化に時間がかかる食事をしていなくても、これぐらいの時間はあけていただいたほうが無難です。お茶やホットミルクなども、寝る1時間前ぐらい前にはやめてください。
寝ている間は消化のための時間ではなく、身体を作ったり、休息の時間です。そのため消化力が落ちるので、胃の中にものが入っていると、それがアーマになりかねません。アーマになったら、どこかに定着して、滞りをおこします。鼻が詰まるのも、これが原因かもしれませんよ。


2,消化重性の食べ物(油ものなど、いわゆる腹持ちのよいもの)を食べ過ぎない。夕食にはなるべく控える

1に関連します。特に消化力が落ちているときは要注意です。


3,乳製品を食べるときは気をつける

じつはヨーグルトは消化重性ということをご存じでしたか?アーユルヴェーダでは昼に食べることをお勧めします。最近では腸内の細菌叢を整え、免疫系を強化すると言われ、花粉症予防に食べることをすすめていますが、アーユルヴェーダ的には、消化力の落ちているヒトには勧めていません。どうしても食べたい場合は小さじ1杯のヨーグルトをコップ1杯の水に溶かして飲みます。これは、インドで飲まれているバターミルクの代用となります。
ちなみに私はヨーグルトを食べると、酸味と重性のためか、からだに赤い発疹が出ます(;>_<;)どうも血液組織が汚れるようです。酸味はピッタをあげますので。

チーズも消化重性ですから食べる量と食事の時間に注意。

牛乳も重性ですが、少量をホットミルクにしてターメリックをひとつまみ入れて飲むと皮膚トラブル改善の助けになってくれます。
また、ナイトキャップとしてホットミルクを作り、そこにギーを少量いれて飲むと安眠と翌日の便秘解消に役立ちます。
牛乳は同量のお湯と割って飲んでも良いでしょう。
いつも言いますが、牛乳は酸味、塩味のものと一緒に摂らないこと。この時期は特に注意してください。


4,白湯を沢山飲む

お茶やコーヒーなどではなく、できるだけ白湯を飲んでください。少し熱めのお湯をすすりながら少量ずつ飲むのが理想です。1日2Lぐらい飲みましょうか。白湯は消化、からだに負担をかけずに身体を温め、代謝をあげ、排出を促してくれます。
そして特に食事の前(直前ではなく)に飲んで、消化が上手くいくように胃腸を温めておきましょう。食事後は1時間ほどあけてから白湯を飲みましょう。食後すぐに水分を摂ることは、消化酵素がうまく働くのを妨げることになるので注意します。


以上、次回はカファに対しての解説です。
2004/12/08

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